二酸化塩素ってどんなもの?

  • ■ 産業界では塩素弊害のない物質として急速に普及している
  • ■ 国内でも実は水道水・プール水への残留が認可されている
  • ■ 米国での炭疽菌テロにも、二酸化塩素ガスによる燻蒸が採用された
  • ■ 全物質中最高の除菌能力!
  • ■ 次亜塩素酸Naの10倍、塩化ベンザルコニウムの200倍、アルコールの50万倍
  • (最小殺菌濃度での比較)
二酸化塩素とは

今までなんで
使われていなかった?

  • ■ 簡便に即座に確実に発生させるには、2剤混合方式の高価な機械を使う必要があった
    (薬液および廃液の運搬が必要)
  • ■ どう使えばいいのか理解されていなかった
  • ■ 保存や流通が困難だった(ガスとして)
使われなかった理由

新開発の錠剤がこれを解決!

  • ■ 10ℓの水に錠剤を投入するだけで2,100mgの二酸化塩素ガスが速やかに発生
  • ■ 上記水溶液をコンプレッサでバブリングして、60分以上放置しておけば燻蒸消毒完了!
  • ■ 薬液の搬入、廃液(低濃度の塩水)の持ち帰りが不要!
錠剤の効果

どれくらい効果があるの?

  • ■ 1錠で二酸化塩素ガス約2,100mgの放出量があります
  • ■ この1錠で150㎥空間の二酸化塩素濃度を5ppmにすることができます
  • ■ 0.01mgで新型コロナウイルスの感染価を10万減少させる効果が立証されています
(日本繊維製品品質技術センター 神戸試験センター (QTEC)調べ)
  • ■ 2,100mgはウイルス感染価を2,100億減少させる量です
  • ■ コロナ罹患者が1時間に放出するウイルス感染価が数百万といわれているので、2,100時間分のウイルス量を一気に減少させる量となります
  • (感染価減少10万/時間で計算)
 
二酸化ガスの効果
二酸化塩素は種々の用途に用いられているため、環境中での濃度基準値が設定されています。我国では、国立医薬品食品衛生研究所から、健康被害のない8時間短期暴露ガイドライン濃度0.15ppmと、国際化学物質安全性カードに記載の米国産業衛生専門家会議が採択した長期労働安全基準STEL(1日8時間、1週40時間、35年間曝露されても健康に悪影響を受けないとされる)濃度値0.1ppmが公表されています。
検知管式気体測定器GASTEC
気体検知管(二酸化塩素CLO2)(写真左)
検知管式気体測定器GASTEC(写真右)

効果データ(低濃度二酸化塩素ガスの効果)

■ インフルエンザウイルス

溶液から揮散するガスによる液中ウイルスの失活試験
試料 0.6ppm溶液から揮発した
ガスの効果 (検出限界以下となった
データ)
接種直後 24時間
静置後
対照区 (水‐微生物用) 6.81(6,500,000) 6.48(3,050,000)
試験区 (特許0.6ppm
二酸化塩素水溶液)
>2(検出限界100未満)

※ 信州セラミックス㈱ウイルス細菌検査部で実施

■ 新型コロナウイルス

溶液から揮散するガスによる液中ウイルスの失活試験
検体 シャーレ内の
試験ウイルス
懸濁液0.12ml中の ウイルス感染価対数値[PFU]
対照サンプル (精製水)
1時間静置後 5.01 (102,329)
3時間静置後 4.99 (97,723)
6時間静置後 4.81 (64,565)
試験サンプル (特許5ppm
二酸化塩素水溶液)
1時間静置後 4.22 (16,595)
3時間静置後 <1.08 (12未満)
6時間静置後 <1.08 (12未満)

※ 一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター 神戸試験センター(QTEC)で実施